物価高の2026年GW、旅先バイトで“お得”に旅する「新しい旅の形」
2026年のゴールデンウィーク(GW)は、最大12連休も可能な日程です。しかし、物価高騰による旅行費用の増加が、人々の旅行意欲に大きな影響を与えています。国内旅行の平均費用は52,900円(前年比102.9%)と過去最高水準に達する見込みで、旅行を断念する理由として「家計に余裕がない(33.5%)」「旅行費用が高い(29.6%)」が上位を占めていることが、JTB総合研究所の調査で明らかになっています。
JTB総合研究所「2026年(1月~12月)の旅行動向見通し」
物価高で見直される“旅の質”と「おてつたび」
旅行費用が高騰する中、「高額な旅費を払って一般的な観光だけを楽しむ旅行」に、以前ほどの価値を見出しにくくなっています。アンケート調査によると、96.9%が「地域の人と交流し、生活を体験するような旅に関心がある」と回答しています。
この関心の理由としては、「その地域のリアルな日常を知りたい(70.5%)」が最も多く、「自分の価値観や視野を広げるきっかけにしたい(61.5%)」が続いています。これは、受動的な“消費する旅”ではなく、能動的に“地域と関わり、経験する旅”を求める人々が増えていることを示唆しています。

「おてつたび」の参加者からは、物価高による旅費の壁を「お手伝い」で解消したいという経済的理由と、長期連休を「新しい経験」に変えたいという意欲的な声が聞かれます。
「おてつたび」の仕組みと広がる利用層
「おてつたび」は、「お手伝い(短期アルバイト)」と「旅」を組み合わせた人材マッチングサービスです。人手不足に悩む地域事業者と、働きながら旅を楽しみたい旅行者をマッチングします。

旅行者は現地までの交通費は自己負担ですが、旅先で働いて報酬を得られるため、旅行費用を抑えることができます。さらに、地域の人々との交流を通じて、その土地の文化や暮らしを深く体験できるという利点があります。地域事業者にとっても、全国各地から働き手を募集でき、人手不足の解消につながります。

2019年1月にサービスを開始して以来、2026年4月時点で登録ユーザー数は97,000人を突破しました。参加者の約半数はZ世代ですが、近年ではセカンドキャリアを見据えたミドルアクティブシニア層からの需要も増加しています。受け入れ先は全国2,400箇所以上あり、宿泊業や一次産業をはじめ、ゲストハウス、キャンプ場、酒造会社など多岐にわたります。


実際のおてつたびの様子




地方で働く旅が「関係人口」の入り口に
「おてつたび」の平均滞在期間は約2週間です。この期間中に地域で働くことで、参加者は単なる観光では得られない人とのつながりや地域との関係性を築いていきます。これにより、短期的な人手不足の解消だけでなく、地域と継続的につながる「関係人口」の創出にも貢献しています。
アンケート結果では、81%の人が「おてつたびがなければ訪れる予定はなかった地域」に滞在し、49%が「滞在するまでその地域を知らなかった」と回答しています。また、70%が「地域に訪れるのは初めて」でありながら、86%の人が「いつかまた滞在した地域を訪れたい」と回答しており、新たな地域との出会いと再訪意向の高さが伺えます。


実際に「おてつたび」をきっかけに、移住・定住、二拠点居住、さらには地域での就職や起業につながった事例も全国で生まれています。

物価高騰が続く今だからこそ、「おてつたび」は旅費負担を軽減しながら新しい経験と地域貢献を両立できる「新しい旅の形」として、その広がりを見せています。
「おてつたび」のサイトを見る: https://otetsutabi.com/


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